土日・祝日で働けるおすすめバイト5選|特徴や選び方を解説

授業が忙しい大学生や、毎日家事に追われている主婦、ダブルワークを考えている社会人にとって、土日に働けるバイトは非常にありがたい仕事先といえるのではないでしょうか。

この記事では、土日に働けるバイトをお探しの方のために、バイト先の選び方やおすすめのバイトを紹介していきます。

土日バイトを紹介してくれる会社なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

土日・祝日働けるバイトの特徴

平日に働くよりも時給が高めに設定されています!

土日・祝日は働きたい人が少ないので、多くの人を集めるために平日よりも時給が高めに設定されていることが多いです。そのため、土日祝日に働けば、効率良く稼げるでしょう。

特に時給が高くなる傾向にあるのがイベント系のバイトです。拘束時間は長くなりますが、1日10,000円の日給は楽々稼げます。

また、レジャー関係、繁華街の飲食店、ショッピングセンターなど、土日こそ人が集まってくる場所での求人が多いのも特徴です。

接客業が多く営業スキルが身に付く他、短期で働けるケースも多いので自分の都合に合わせて働くことができます。働いている人の割合としては学生が大半を占めていますが、主婦や副業として働いている社会人などもいるため、さまざまな人に出会えるというのも土日・祝日バイトの特徴です。

土日・祝日働けるバイトのおすすめ5選

ここからは、土日に働けるおすすめバイトを5つ紹介していきます。

それぞれの特徴やメリットデメリット、口コミなどもまとめたので、自分に合っている土日に働けるバイトを探してみてください。

ピッキング作業

ピッキングは、ネット通販で注文のあった商品を保管先の倉庫から探し出すのが仕事です。大量の商品が保管されているので、指示リストに従って倉庫内のさまざまな場所から必要な商品をピックアップしていきます。

倉庫の規模が小さければ歩いて作業をしますが、大きくなるとフォークリフトを活用するケースもあります。最終的に出荷準備を整えるのが仕事になるので、企業によっては商品の不具合を検査したり、梱包作業が伴うことも珍しくありません。

ピッキング作業の平均時給

ピッキングの平均時給は1,000円〜1,500円ほどです。

夜間勤務の場合は25%時給がアップするという求人も多いため、土曜日の夜中に働いてがっつり稼ぎたいという人にもおすすめできます。

ピッキング作業のメリット

ピッキングは基本的に短期で募集されているので、人間関係を気にせず働くことが可能です。

仕事中も黙々と作業に没頭できますし、接客業が苦手な人に向いています。男女ともに活躍できる現場で、難しい作業はなく、仕事に慣れるまでの期間も早いです。髪型や服装が自由な職場が多いのもメリットといえるでしょう。

ピッキング作業のデメリット

単純作業の繰り返しになるので、仕事に飽きてしまうという人も少なくありません。飽きてくると、どうしても勤務時間が長く感じられます。

顧客に届ける荷物を扱っているので、1つのミスが全体へ与える影響も大きく、ピリピリしている現場も多いようです。

ピッキング作業の口コミ

20代女性

服装自由、ノリノリの現場で働いています。

倉庫内では音楽が流れているので頭を空にして体を動かすだけって感じ。

送迎サービスもあるから、交通費は出さなくて済むし、仕事は単純で楽。

ただ、1つだけ嫌なのは冷蔵倉庫で働く事。在庫管理でバーコードを読み取る時は、それほど体を動かさず作業を行うからとにかく寒い。

終わったらお湯で手を洗うようにしてますけど、感覚ありません。

イベントスタッフ

休日に行われる短期バイトの中でも抜群の人気を誇るのが、イベントスタッフです。有名アーティストのコンサート、演劇、スポーツ、セミナーなど、さまざまなイベントを補助するのが主な仕事内容となっています。

業務は、イベント進行がスムーズにいくよう前準備をする設営スタッフと、イベント進行時に裏方を務める運営スタッフに分かれます。

設営スタッフは完全に力仕事です。重い機材の搬入から、案内板の設置、ケータリングの配膳までさまざまなことを任されます。

運営スタッフは、当日のチケット販売や経理・事務作業、会場アナウンスに客席案内などを行う仕事です。男女共に働けるのが特徴で、力仕事の多い設営スタッフには男性、事務的な作業が多い運営スタッフには女性の活躍が目立ちます。

イベントスタッフの平均時給

イベントスタッフでは安くても1,000円、高いところだと2,000円を超える職場もあります。

日給制を採用している場合が多いので、自分で時給換算をして検討すると良いでしょう。短時間でも稼げる職種であり、5時間のイベントで8,000円の日給をもらえたという体験者の声もあります。

イベントスタッフのメリット

とにかく高時給であることが最大のメリットです。1日に稼げる日給は20,000円以上としている職場もあります。大学生に特に人気があるため、同世代の人と一緒に働きたい人に向いており、バイトを通して友人が増えたという人も少なくないようです。

短期で働けるのも大きなメリットで、土日・休日にがっつり稼ぎたいと考えてるなら、イベントスタッフを検討してみると良いでしょう。

イベントスタッフのデメリット

稼げる反面、体力的な負担が非常に大きく厳しい現場が多いことで有名です。

身なりや服装の規定もあるため、気軽に楽しく働けるといったイメージを持っているとギャップを感じるかもしれません。また、仕事先によっては拘束時間が長く、泊まり仕事があったりします。

イベントスタッフの口コミ

10代男性

東京ドームでプロ野球の公式試合のスタッフをやっていました。

拘束時間はだいたい8~10時間ですね。練習している時からお客さんは入るので、意外に出勤は早く試合の時間で左右されます。

僕が配置されたのはチケットのダブルチェックを行う、内野席の入場口。

トイレに立ったお客さんや、グッズ購入で席を離れたお客さんに再度チケット提示を求めます。

仕事自体は楽なんですけど…酔っ払いの相手が面倒くさいんですよね。

なかなかチケットを見せない人や、逆ギレする人もいるし。

イベントスタッフって意外に接客の機会が多いです。

墓参り代行

珍しい仕事ですが、土日に働けるバイトとしては、墓参り代行も挙げられます。仕事内容は、お墓に眠る方を拝んだりお墓と周辺の掃除や草むしりをしたりなどがメインの作業です。その際に重要なのが写真撮影で、清掃前のビフォアーと清掃後のアフターを写真に残さなければいけません。

献花やお線香も代行サービスの仕事です。すべての作業が終了すると、写真を添えたレポートを依頼主に提出します。

墓参り代行の平均時給

時給ではなく日給で支払われますが、相場は約4,000円~6,000円です。

高待遇は望めませんが、清掃が短時間で終わってしまえば業務終了となるので、効率良く稼げるかどうかは自分次第になります。

墓参り代行のメリット

自分のペースでのんびり働けるのがメリットです。高待遇ではないものの、自分のペースで働けますし、体力的にも精神的にも負担は少ないでしょう。

仕事が完了すると依頼者からとても感謝をされるので、達成感があります。

墓参り代行のデメリット

身近でなかなか仕事が見つからないというケースも珍しくなく、現場までの交通費がかかってしまいがちです。場合によっては交通費が支給されることもあるのですが、移動距離が長いために移動だけで疲れてしまうという人もいます。

のんびりマイペースで働けるのは大きなメリットが、逆に言うとお金を稼ぐのには非効率です。

墓参り代行の口コミ

20代男性

お寺でお墓参りの代行サービスをやっているらしく、そのスタッフとして「定期コース」の実施時期に働きました。

定期コースは年に2回の清掃サービスで、需要が高くなるのがお盆の前後です。

遠方でお墓参りに来れない人が依頼したり、お盆に訪れる前にお墓を綺麗にしたい人が依頼するそう。

まあ普通の草むしりだと思えばこなせますね。お線香台を洗ったりするのは、なんか変な感じでしたけど、慣れれば違和感なくなります。

キャンペーンスタッフ

新商品のサンプルを配ったり、サービスのPRを行う仕事です。特に稼げるのが携帯電話のキャンペーンスタッフで、大手電化製品販売店や商業施設の一角でお客さんにサービス案内を行います。

初心者・未経験者でも働くことが可能ですが、商品に関する知識やセールストークのスキルが必須です。募集も比較的多いので、接客好きに向いているバイトといえます。

キャンペーンスタッフの平均時給

キャンペーンスタッフの平均時給は1,200円〜1500円ほどと、かなり高めに設定されています。

事前に商品に関する知識などを勉強しなければいけないため、高待遇になっているようです。

キャンペーンスタッフのメリット

短期の仕事が多いため、定期的なアルバイトができない人にとってはありがたい仕事です。

デザインの可愛いコスチュームを着用する仕事は、女性には憧れの対象になっていて、セクシーな衣装を着るバイトは時給が高めに設定されやすい傾向にあります。コミュニケーション能力が身に付くため、他の接客業や営業に役立つスキルを得ることが可能です。

キャンペーンスタッフのデメリット

常にお客さんの動向に合わせて動き回ったり、大きな声を出したりするので、フルタイムで働く事を考えると意外に体力のいる仕事です。対面でお客さんに接しますから、クレームに対応することを求められたり、商品への詳しい説明を求められることもあります。

そのため、事前に商品知識を頭に入れる必要があり、そこをおろそかにすると仕事にならない可能性が高いです。

キャンペーンスタッフの口コミ

20代女性

携帯電話のキャンペーンスタッフをやっていました。時給が1,600円で交通費が付いてきました!

家電量販店の3Fフロアでお客さんに案内するんですけど、まずはビンゴゲームをきっかけに話しかけます。

そんなに大声を出す必要もないし、エスカレーターで上がってきたお客さんに対面するから動き回る範囲も狭かったです。

真剣に話を聞いてくれるのは10人中1人ぐらいでしたけど、拘束時間が長い割にはキツさを感じませんでした。

立ちっぱなしだから屈伸をマメにやるといいです!

試験監督

小中高生を対象にした模擬試験や、TOEICやTOEFLなどの英語試験会場を取り仕切る仕事です。

不正行為がないかなどを試験中会場を見回って確認するのがメインの仕事ですが、その他にも受験者を案内したり、試験開始前の注意事項をアナウンスしたりします。

会場設営が仕事に含まれる場合もありますが、試験会場は学校や大学で行われるため、特別な搬入作業はありません。

試験監督の平均時給

時給は1,000円~1,200円ほどが相場です。

土日・祝日にしか仕事がないので、休日バイトの相場としては若干低い部類に入ります。珍しい仕事に挑戦してみたいといった方は検討してみると良いです。

試験監督のメリット

完全に土日・祝日に勤務日が限定されていますから、シフトに悩む心配がありません。体力的な負担が非常に少ないので、ダブルワークとして社会人に重宝されています。

試験監督と聞くと、それなりの学力を備えていなければいけないイメージがあるかもしれませんが、学歴や年齢、経験が問われることはありません。

試験監督のデメリット

試験中に眠くなってしまうという人が多いです。1つの会場に受験生は100人程度いますが、見回りにかかる時間は長くても10分ほどで、その後はやることがありません。

スマホをいじったり本を読んだりなどの行為はもちろん禁止されていますから、ひたすら試験中は耐えなければいけないのが辛いという声もあるようです。

試験監督の口コミ

30代男性

お小遣い稼ぎには最高のバイト。他にもいろいろ週末バイトをしたけど、翌日に支障が出ると本業もおろそかになってしまうから、このバイトが一番ですね。

楽しいかと言われれば…まあ、なんとも言えませんけど、自分の月収が1~2万上がると思えば我慢できます。

不正行為は今までに見つけたことないから、いつか見つけることができるのかなってワクワクしてます。

土日・祝日働けるバイトのメリットデメリット

土日に働けるおすすめバイトを紹介しましたが、そもそも土日に働くことでどのようなメリットが得られるのでしょうか。

ここでは、土日に働けるバイトのメリットデメリットについて紹介していきます。

メリット

先ほども解説しましたが、土日バイトのメリットの一つは効率的に稼げることです。土日は休みという方が多いので、人員を集めるために時給が高いバイトが多い傾向にあり、短時間で高時給が狙えます。

また、平日は授業や部活が忙しくてバイトができない、平日は本業でサラリーマンとして働いているなど、平日に忙しい人が働きやすいのもメリットです。

平日と休日でメリハリを付けた生活をしたいという方は、土日に働けるバイトを探してみると良いでしょう。

デメリット

土日に働けるバイトのデメリットとしては、忙しい仕事が多いことが挙げられます。特にイベントスタッフは、土日で人が集まりやすく、かなり忙しくなるでしょう。本来休みの日にバイトをしたことで疲れて、平日の授業や仕事に支障をきたしてしまっては意味がありません。

また、土日に働いていると、家族や友人と予定を合わせにくいというデメリットもあります。これらのデメリットを考慮した上で、土日バイトを検討してみてください。

土日・祝日働けるバイトの選び方

ここからは、土日・祝日に働けるバイトの選び方を紹介していきます。

仕事内容で選ぶのはもちろん大切ですが、それ以外に注目すべきポイントも解説するので、参考にしてみてください。

職場の雰囲気で選ぶ!

働いてもいないのに職場の雰囲気なんて分からないと思う方もいるかもしれませんが、雰囲気が悪くなりやすい要素というものがあります。

それが、売上やノルマが課される職場です。個人で実績を上げるタイプの会社では、お客さんの取り合いになってしまうため、職場がギスギスした雰囲気になりやすい傾向にあります。土日・祝日バイトは接客業が多いため、特に注意しましょう。

他にも、土木・建築は体育会系の職場が基本ですから、免疫がない人にとっては「雰囲気が悪い」と感じてしまうかもしれません。

とにかく時給で選ぶ!

バイトはお金を稼ぐためにしているという方がほとんどですから、時給は大事ですよね。とにかく時給重視でバイトをしたいという方には、イベントスタッフや引っ越し業者などの力仕事がおすすめです。どちらも拘束時間が長いので、日給10,000円以上という求人も少なくありません。

さらに、残業を強いられることはあるものの、残業代はきちんと支払われますから、「稼ぐ」ことにポイントをおいていれば、むしろありがたいですよね。

効率的に稼ぎたいけど大変な仕事はしたくないという場合は、時給と合わせて仕事内容や職場環境などの要素も確認して選ぶと失敗が少ないです。

シフトの自由度で選ぶ!

平日が忙しいから土日・祝日のバイトをしたいという人は多いですよね。しかし、シフトが固定されて毎週末働くことになれば、休む暇がありません。特に飲食店ではその傾向が強いので、間違って平日にシフトを入れられてしまう可能性もあります。確実に土日だけ働きたい、余裕ができたときだけ働きたいという場合には、短期バイトがおすすめです。短期であれば期間が短いため、シフトを固定されることがありません。

中でも軽作業バイトは、シフトが自己申告制になっているところが多いので、自分の都合に合わせたい人にとっては最適といえます。

通える勤務地で選ぶ!

効率的に稼げるバイトを見つけたとしても、勤務地が遠ければあまり意味がありません。高い時給で働けたとしても、通勤に2時間かかっていては、結局無駄な時間が多いのです。特に交通費が出ないバイトは、給料から交通費が差し引かれる形となってしまうため、思うように稼げないでしょう。

効率的に稼ぎたい場合は、家から近いバイト先を探す、もしくは交通費が出るバイトを探すようにすると、損が少ないです。

土日・祝日働けるバイトを紹介している会社

最後に、土日・祝日に働けるバイトを紹介している会社を紹介します。

土日に働けるのは短期バイトが多いですが、毎回毎回求人サイトから短期バイトを探して応募するのは大変です。そのため、土日に働けるバイトを探しているなら、派遣会社に登録してその都度バイトを紹介してもらうのがおすすめといえます。

テイケイワークス東京

テイケイワークス東京は、説明会に参加することで登録ができます。関東で幅広く仕事を紹介しており、軽作業バイトに強いのが特徴です。ピッキングバイトの求人も多数あり、1年中案件が絶えません。

給与は全て日払いOKで、すぐにお金がほしい人や短期で働きたい人におすすめです。登録者の年齢層は10代~60代までなので、年齢・経験に関係なく働けます。

説明会の際に面談が行われ、土日・祝日勤務の希望を申し出れば、その通りに仕事を紹介してくれます。

 

シフトワークス

ダブルワークOK、学生求人や未経験者歓迎など、土日・祝日の仕事を探すのに便利なサイトです。時間や曜日を指定して働くこともできます。

勤務条件を設定したままにしておくと、指定した条件にあった求人情報がメールで送られてくるので、簡単に情報収集することが可能です。

金額は1,000円~2,000円程度ではありますが、アルバイトの採用が決まると祝い金がもらえます。1時間~2時間分の時給と考えればかなりお得といえるでしょう。

 

アシストジャパン

イオンモールやフジロック、お台場合衆国などの大規模なイベントを支える派遣会社です。

「月に何回働かないといけない」などの決まりはなく、説明会を受けるだけでスタッフとして登録できます。

時給は1,100円~と、交通費も半額支給とイベントスタッフにしては条件が厳しい現場もありますが、継続して働けるのが最大の魅力です。

幅広いイベントにスタッフを派遣していますから、きっと自分の趣味に合う仕事を見つけられるでしょう。

 

まとめ

この記事では、土日に働けるおすすめのバイトを紹介しました。

土日バイトは効率的に稼げる、平日とメリハリをつけて働けるといったメリットがある一方で、忙しい仕事が多い、家族や友人と予定を合わせにくいというデメリットもあります。

メリットとデメリットを考慮しながら、自分に合った働き方かどうかを検討してみてください。

土日は短期バイトとして募集されていることが多いので、派遣会社を活用しながら仕事を探してみると良いでしょう。